2017.08.15

九州戯曲賞審査選評について(平成29年)

下記の通り、九州戯曲賞審査員選評を公開します。

九州戯曲賞審査員選評 PDF

2017.08.03

九州戯曲賞審査過程について(平成29年)

下記の通り、九州戯曲賞審査過程を公開します。

九州戯曲賞審査過程 PDF

2017.07.22

九州戯曲賞最終審査結果について(H29.7.21)

7月21日に福岡市内にて、九州戯曲賞最終審査をおこない、
以下の通りの審査結果となりました。

■最終審査候補作品(5作品)
守田 慎之介(福岡県行橋市)『ハレハレ。』
石田 聖也(福岡県福岡市)『反復する、イクツカノ時間と、交わる、イクツモノ時間の中で、僕等にできる、イクツカノこと。』
瀧本 雄壱(福岡県福岡市)『末枝の沙果』
福田 修志(長崎県長崎市)『たゆたふ』
米田 翔太(鹿児島県鹿児島市)『戦略的未亡人 みちるさん』

■最終審査員
中島かずき 市原佐都子 桑原裕子 松井周 佐藤信

■審査結果
大賞 守田 慎之介(福岡県行橋市)『ハレハレ。』

最終審査員選評、最終審査審議過程については後日、当サイトにて公開予定です。

■大賞受賞作「ハレハレ。」の戯曲データを期間限定で公開しております。
ダウンロード可能期間は3日間です(7月25日(火)13:23まで)。
http://dtbn.jp/BnG9gLW

2017.07.11

コラム|アーティストと劇場の協働がもたらす可能性(宮崎)

はじめまして。宮崎県立芸術劇場 演劇ディレクターの立山ひろみです。劇作家・演出家として、現在は、東京と宮崎を拠点に活動しております。

板子乗降臨
宮崎を舞台に、その土地で生きる人々を描くシリーズ「新 かぼちゃといもがら物語」
第一回公演『板子乗降臨』

宮崎県出身。東京の大学で演劇について学んだ後、劇団黒テントに入団し、演出デビューしました。2009年に独立してひとりユニット「ニグリノーダ」の旗揚げ公演を行い、オペラシアターこんにゃく座や、劇団うりんこなどで演出させて頂いたり、キラリ☆ふじみの主催する、市民によるキラリ☆かげき団の演出などや、ワークショップを行っています。

前任の永山智行さんから、たくさんの事をご教授頂いたのですが、なかでも「宮崎県立芸術劇場が、県の劇場であり、けれども、宮崎市にある」というお言葉を訓戒にしています。

公共劇場の中でも、県の劇場と、市町村の劇場では、やれる事、やるべき事が、さまざまに異なるからです。宮崎県立芸術劇場の演劇・ダンスのプログラム、および、講座の構築が大事な仕事でありましたが、同時にもっと「広範囲な仕事」として、就任時考えたのは、「どこの劇場に、どのアーティストが関わっているか」という点です。

宮崎県がとても広域なので、宮崎市にある、宮崎県立芸術劇場に気軽に来られない県民の方々にとって、舞台芸術をどう身近に感じて頂くか。その方法に関しては、宮崎で活躍されている実演家の方々、また、あらゆる会館の方々と協力して、一歩一歩歩んでいこう、という事を考えました。

ロミオとジュリエット
“虹の架け橋事業”ロミオとジュリエット

昨年から始まりました「こどももおとなも劇場」は、当劇場と、宮崎県内の会館で上演して頂けるよう、“虹の架け橋事業”というのを行っております。昨年のカンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』は、小林市文化会館で、今年度のオペラシアターこんにゃく座オペラ『森は生きている』は門川町総合文化会館で上演致します。

また、同じく昨年から始まった講座「アートな学び舎」では、単独の講座をご用意し、昨年度は「からだでコミュニケーション」を都城市総合文化ホールMJと合同で。今年度は「わくわくドキドキ親子で体操」を、小林市保健センターでも行います。宮崎県立芸術劇場の事業で、他館にもご協力頂けるところは、届けていき、他館がどういう活動をされているか、という事に、リーチしていくというのが大事だと考えています。

アーティストや会館の方々にヒアリングをさせて頂きました。永山さんの主宰されている劇団こふく劇場が、三股町立文化会館と門川町総合文化会館とクリエイションも含め協働作業をされていますし、延岡総合文化センター劇団ぐるーぷ連の実広健士さんがシニア劇団をやっていらっしゃいます。

宮崎市民プラザや、サンA川南文化ホールは、劇団ペテカンの本田誠人さん、ユニット「あんてな」のプロデューサー本田泉さんが、協働でクリエイションされていますし、都城MJホールは、アーティストではないですが、敏腕プロデューサーの松原正義さんがいらっしゃるので、本当に市町村の公共劇場として、見本となるような活動をされていると思います。小林市文化会館は、劇団25馬力が活動拠点にされているので、昨年の『ロミオとジュリエット』でも大変ご活躍頂きました。

こんなにも、劇場とアーティストが、手を組んで、きめ細やかに演劇なりの創造事業を行えているのは、とても素晴らしいと思います。
私自身は長年、関東圏での公共劇場のあり方に触れる機会が多かったのですが、地域によって、当然環境が違い、課題が違うので、参考にならないという印象もありました。

しかし、ヒアリングを重ね、いろんな地に足を運び、前述のような、アーティストと劇場の協働関係を鑑みるに、宮崎で起こっている事は、日本全体として考えても、他地域に対して十分に誇れる「素敵」な事だと思いました。アーティストが、劇場についていると、劇場自体の顔が見えるので、演劇を志したいというような場合も、私がこどもの頃よりも身近に、モデルがいる、という環境が創出されているのではないかと思います。

トライアル・シアター2016
演出家、振付家、音楽家が宮崎に滞在し、
一般参加の出演者らと約1週間の創作期間で舞台作品を作り上げる
「トライアル・シアター」

もちろん、まだまだ劇場に足を運んだ事がない、という県民のみなさんもいらっしゃるかと思いますが、今年度も、一人でも多くの、みなさんに、自分のこととして、愉しんで頂けるように、演劇・ダンス事業のプログラムを行いました。昨年のシーズンテーマが「骨をたしかめる」。今年度のシーズンテーマは「呼吸をととのえる」です。昨年基盤になる「骨をたしかめ」た結果、いま、必要なのは、忙しすぎる現代に「呼吸をととのえる」ことだと思いました。

ぜひ、今後の宮崎県立芸術劇場のプログラムや、宮崎の演劇、ダンスシーンに引き続きご期待頂けたらと思います。

立山ひろみ(宮崎県立芸術劇場 演劇ディレクター)

2017.05.20

九州戯曲賞 応募に際してのQ&A(2017)

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九州戯曲賞の応募に際しての、よくある質問に対する回答をまとめました。

Q:他の戯曲賞に応募した作品ですが、応募できますか?
A:応募可能です。他の戯曲賞での受賞歴のある作品でも応募の制限はしておりません。

Q:平成27年1月から平成29年3月までに書き上げた戯曲ですが、今年上演しました。それでも応募可能ですか。
A:応募可能です。上演の有無は応募対象に影響ありません。

Q:数年前に書き上げた戯曲を平成27年1月から平成29年3月までに改作しました。応募可能ですか。
A:応募できません。新作が応募対象の作品です。対象期間中にかきあげた作品を対象期間中に改作した場合は応募可能です。

Q:提出にあたり誤字脱字や変換ミス等をみつけました。修正は可能ですか。
A:修正可能です。誤字脱字・変換ミスの修正、作品そのものではなく文としての誤りの修正は可能です。国内の戯曲賞の選評においても誤字脱字の多さが指摘されるケースがあります。

Q:ページ数は入れたほうがいいですか。
A:なくても応募可能です。落丁等を防ぐ意味でもページ数をいれていただけると助かります。

Q:応募戯曲はどうやって綴じたらいいですか。
A:綴じ方は自由です。戯曲一部にたいしてダブルクリップでの一点留めがもっとも助かります。製本等は不要です。

Q:応募票は4部必要ですか。
A:応募票、表紙ともに4部必要です。

Q:応募票の「作品のあらすじまたはねらい」にはどのようなことを書けばいいのでしょうか。
A:審査員の読み方によって変わってきますので一概には言えない部分です。あらすじが書きにくい場合、ストーリーやドラマ性に重きをおいていない作品の場合は、どのような演劇的成果を狙っているのかわかるように書くのがいいように思われます。

Q:自分の戯曲の講評を見るのは苦手なのですが、応募できますか。
A:応募できます。一次審査員の講評が不要な場合は、応募票の「講評不要」の欄にチェックをいれてください。

Q:直接、戯曲を提出してもいいのでしょうか。
A:直接の提出は受理できません。書留郵便、配達証明郵便、または宅配便など配達の記録が残る方法での応募に限定しています。

Q:締切日にしか投函できそうにありません。間に合いますでしょうか。
A:消印が締切日であれば大丈夫です。

Q:劇作家が対象となっていますが、一般からは応募できないのでしょうか。
A:応募可能です。年齢・プロ・アマを問いません。

九州戯曲賞の要項、応募票等はこちらからどうぞ

2017.04.01

九州戯曲賞、募集要項を公開いたします(平成29)

九州地域演劇協議会では、
九州の地域演劇の活性化のため九州戯曲賞を平成21年に創設しました。
つきましては、本戯曲賞への作品を募集します。

応募作品には複数の審査員からの講評を送付します(送付しないことも可能です)。

九州の劇作家からの応募をお待ちしております。
(隔年開催に伴い、対象期間や応募本数制限などがこれまでより変わっております)

九州戯曲賞 募集概要

・対象作家
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県に在住、
またはこの7県を主たる活動の場とする劇作家。

・対象作品
平成27年1月から平成29年3月までに書き下ろした作品。
(複数作品の応募ができます)

・大賞賞金
30万円(佳作、奨励賞等の賞を設置することがあります。)

・応募締切
平成29年5月末日(水)(当日消印可)

・最終審査員
中島かずき、市原佐都子、桑原裕子、松井周、佐藤信

主催:九州地域演劇協議会・NPO法人FPAP
協賛:株式会社ふくや
協力:公益財団法人大野城まどかぴあ 公益財団法人福岡市文化芸術振興財団 財団公益財団法人久留米文化振興会 公益財団法人佐賀市文化振興財団 長崎市 アルカスSASEBO 一般財団法人大村市文化・スポーツ振興財団 公益財団法人熊本県立劇場 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団 公益財団法人宮崎県立芸術劇場 公益財団法人都城市文化振興財団 公益財団法人鹿児島県文化振興財団 一般社団法人日本劇作家協会
公益社団法人企業メセナ協議会助成認定事業

募集要項|pdf
応募票 |pdf, word

gikyokusyou

2017.03.16

コラム|まちづくり(鹿児島)

鹿児島市で演劇活動をしています劇団上町クローズラインの宇都です。
鹿児島を題材にした幕末時代劇や、つかこうへい氏の芝居をしています。最近は、他団体公演の運営サポートをしたり、行政の事業などの様々な催事に出てくる演劇シーンへの手助けを微力ながら行っています。

 

中学校公演

(平成28年度芸術家派遣プロジェクト 中学校演劇公演の1場面)

 

先日、これからのまちづくりの在り方として様々な提言をしている著名なエコノミストの講演会を聞く機会がありました。

この方の話では、まちなかの要素として①住む人と来る人の共生。②変転ある雑居を生む「器」力。③文化、気風、その土地のブランド。の3つをあげられました。人口動態は、ここ5年間で鹿児島市だけでなく首都圏でも減少傾向にある中、シニア世代(65歳以上)は増加しているとの事。日本中が人手不足に突入していく事を、とうの昔に行政には警鐘を鳴らしていたそうです。

そして本題では、これから街が、いかに生き残っていくのかとして、「そこに住んでる地元高齢者の見識が高い事」「社会が子供をどれくらい大事にできるか」「高齢化に対応できる女性の活力が必要」などを唱えられました。

この話を聞き、九州であろうが首都圏であろうが、どのような文化であれ、活力ある街として生き残るには、若い世代とシニアとの協創が必須項目ではないかととても感じました。

ふるさと博

(明治維新150年カウントダウン事業 薩摩維新ふるさと博 武家屋敷内寸劇の1場面)

 

鹿児島はまだまだ若手劇団が多く、なかなかシニアの活躍できる場がありません。老舗の劇団がないのです。シニアの深みをいかに今現在活動している若い世代に溶け込ませる事ができるか。また芝居をしたいけど台詞も段取りも覚えが悪く内気になるシニアに対し、きちんと最後まで面倒をみてあげる事ができるのか。

ますます高齢化していく社会の中で、シニアと現役が闘いあい協創していく演劇作品が地域活性化として必要とされるなら、こんな素敵なことはないですね。妄想で終わらないようにぜひ取り組んでみたいと思います。

宇都大作(鹿児島演劇協議会 代表理事)

2017.01.08

九州演劇人サミットin大分 レポートサイト公開

2016年11月23日に開催した、九州演劇人サミットin大分のレポートサイトを公開しました。

https://summit2016.jimdo.com/レポート/

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2016.12.27

コラム|久留米に新たな演劇の風を(福岡)

2016年4月に福岡県久留米市にオープンした久留米シティプラザで、ドラマアーツ・ディレクターをさせていただいております、小松杏里と申します。

私は東京出身で、元々、東京で演劇活動をしていましたが、10年ほど前に福岡に三年間住んでいた時に九州の演劇界とのつながりが生まれ、その縁もあり、久留米に呼ばれました。、
そして、久留米シティプラザのオープンに合わせ、その一年前から久留米に移住し、準備のために九州のあちこちに伺わせていただきました。

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久留米シティプラザ

九州の演劇といえば、北九州、福岡、熊本、大分、長崎、宮崎が盛んで、もちろん、佐賀や鹿児島で活動されている方々もいらっしゃいますが、久留米の演劇というのは、ほとんど聞いたことがないと思います。しかし、近年では、吉田羊さんが久留米出身ということで注目されていますし、田中麗奈さんや藤吉久美子さんもそうです。また、久留米出身で福岡で演劇活動をされている方も多く、久留米をはじめとした筑後地区の高校演劇のレベルの高さは、全国的にも有名です。
ところが、その久留米で、継続的に演劇活動を続けているところといえば、市民劇団がふたつほどしかありません。久留米は美術と音楽の街だったのです。

そんな久留米に、3つの劇場を持つ複合施設が出来るのですから、久留米にも演劇文化を根付かせていかないわけにはいきません。久留米シティプラザは、5年間は久留米市直営で運営されるので、その間に、市の文化事業として、久留米に新しい演劇の風を起こさなくてはならないのです。
そのためには、演劇の楽しさ、おもしろさを市民の人たちに伝えていかなくてはなりません。
そこで、演劇を「やる楽しみ」と「観る楽しみ」の、ふたつを育てていこうと考えました。
そうして企画し、6月から始めたのが「小松杏里のくるめ演劇塾」であり、秋に開催したのが「めくるめくエンゲキ祭」です。

 

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小松杏里のくるめ演劇塾募集チラシ

 

開館一年前からの調査で、久留米市各地のコミュニティセンターには、演劇の講座や同好会のようなものはありませんでしたが、指導してくれる人がいたらやってみたいという声が多くあることがわかりました。つまり、演劇に興味があったり、中学や高校・大学時代に演劇をやったことはあるけれど、その後、やれる場所がなくてやらなかった、という人が意外に多くいることがわかったのです。また、子どもに演劇をやらせたいという人も多くいました。

そして、6月にお試し期間から始めた「くるめ演劇塾」には、現在行われている本期間まで、120名もの老若男女の方たちが参加してくれました。下は小学校2年生から、上は76歳の方までです。

この、くるめ演劇塾の塾生たちの中からオーディションで選ばれたメンバーによる舞台発表会が2017年の1月に行われますし、来年度は発表の機会を増やして、より、演劇を「やる楽しみ」を多くの人たちに知ってもらいたいと考えています。

 

一方の「観る楽しみ」ですが、これはもちろん、久留米シティプラザに良質な演劇公演を呼んで観てもらうことも大切ですが、いわゆる演劇ファンではない、あまり、演劇に接したことのない一般市民の人たちに演劇のおもしろさを伝えていくためには、身近なところでも演劇のおもしろさを知ることができ、楽しむことができる、ということを知ってもらうことが重要だと考えました。

そこで、まずは、久留米の人たちに演劇のおもしろさを知ってもらいたいと企画したのが「めくるめくエンゲキ祭」です。ですから、この演劇祭は、演劇ファンのための演劇祭とは、ちょっと異なると思います。

 

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めくるめくエンゲキ祭チラシ

 

第一回目のめくるめくエンゲキ祭では、4つのテーマを設けました。
ひとつは、九州には、有名とはいえなくても、こんなにおもしろい演劇をやっている劇団があるんだよ、ということを伝えたい〈九州4県から、めくるめく劇団がくるめくる!〉。

とはいえ、久留米にも、頑張って活動している市民劇団があるんだよ、ということをアピールしたい〈久留米も負けられんたい!〉が、ふたつめ。

そして、演劇を作り上げる基となる戯曲を書くことに興味を持ってもらうために、〈九州には九州戯曲賞があるけん!〉ということを知ってもらい、、地元・筑後地区の高校演劇の素晴らしさを市民の人たちに知ってもらうと同時に、高校演劇を応援する〈高校生チアーズ!〉の、4つです。

 

このめくるめくエンゲキ祭は、地元の市民劇団や高校演劇の公演には多くの人が観に来てくれましたが、ほかの地域から来てくれた劇団の公演には、それほど多くの人は集まりませんでした。まだ、純粋に演劇のおもしろさを楽しむという意識には達していないからなのだと思いますが、それは仕方のないことです。おそらく、これまで、身近なところで、つまり、知り合い関係の演劇を観に行っても、それが、本当の意味での、演劇のおもしろさを感じさせてくれるものではなかったからなのではないかと思うからです。

そこで、前に書いた、くるめ演劇塾の発表の機会を増やし、幅広い表現のある演劇のおもしろさを伝えていくということが重要になってくるのです。こういう演劇もあるんだ、こういうのもあるんだ、という、演劇に対する既成の価値観を、身近なところから変えていくのです。

 

久留米という、演劇文化がまだ充分に育っていない街に演劇を根付かせるには、土地を耕し、種を蒔き、水や肥料をやるなど、まだまだ多くの時間がかかると思いますが、いつの日か、久留米ならではの演劇の花を咲かせたいと思っています。それが、九州の演劇文化の振興に寄与することにもなると思いますので、これからさらに九州の演劇関係の方々と協力し合い、盛り上げていくために頑張っていく所存です。また、何年後かに、その後の進捗状況を報告させていただけたらと思います。

今後も、よろしくお願い致します。

久留米シティプラザ ドラマアーツ・ディレクター 小松杏里

2016.11.25

九州演劇人サミットin大分 終了いたしました(11/23)

「九州演劇人サミットin大分 ~九州演劇シーンの今~」終了いたしました。

ご来場いただいた皆さま、関係の皆さま、ありがとうございました。

http://summit2016.jimdo.com/
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