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2018.06.01

コラム|宮崎、いま、演劇(宮崎)

はじめまして。
宮崎県宮崎市を拠点に活動している劇団歩く窓と、FLAGの代表の伊藤海(31)です。
宮崎の演劇の状況、2018年、いまのところをお伝えしたいと思います。

宮崎にある演劇の団体は、活動の濃淡はありますが、およそ40団体、今あるようです。
大体週ごと、多い時には同日に3〜4つの公演が行われているような状況です。
特に、高校生〜20代前半の若い世代が増えた印象です。
宮崎県立芸術劇場が主催する「アートな学び舎」や「トライアル・シアター」、三股町立文化会館が主催する「まちドラ!」をはじめとした、劇場が開く市民参加企画は、それら若い世代ばかりでなく大人まで、質の高い演劇に直接関わるきっかけの場になっています。
そしてそこでの出会いが、他団体に出演し合ったり、研磨し合ったりしながら新しい作品を生み出しています。
FLAGのここ最近の作品もまた、そうして出会った人たちに支えられてきました。

とは言え、相変わらず、と言うのも何ですが、男性が少ない。
参加する、に留まる人も多いです。
ある年齢を迎えて、ああ、最近見ないな…って人も増えてきました。
人もどんどん余所へ出て行きます。
ずいぶん昔の、宮崎の歴史を伝える資料にも同じ事が書かれていました。
いちばん必要なものは、それぞれその時々で変わるもの。
どこでやるにもそうなんだろうなって思ってしまいます。
そういった土地土地の気風の中で作品を生み出していくことは、人により向き不向きがあるかも知れません。

みんな、この宮崎という場所でそれぞれに、やりがいや、こだわりや、分かち合いたいものを懸命に生み出そうとしています。できるなら遠くの人まで届くようにと。
つい先日、劇団こふく劇場が、三股町などでの活動を評価され、地域づくり顕彰大賞を受賞されました。
現に今この文章を綴っている今、私はその渦中であるところの「まちドラ!」で町民との作品づくりのため、三股に来ています。
これら先達の作ってきた流れと、大きな壁と、向き合いながら、日々を過ごしていきます。

それが終われば、すぐに宮崎県立芸術劇場で「三文オペラ」の稽古が始まります。
そして、演出・永山氏の言葉を読者の皆様にもお伝えしますが、必ず、もう一度、生まれるでしょう。
私は今回、出演となりますが、とてもこの公演を代表して何かを言う立場にはないかもしれません。
ですが、一度は生まれて来られなかった悲しみも、作品の完成にかけた時間や情熱も、作品の観劇を楽しみにされていた方々への多大なご迷惑も、なかったことにはしません。ふたたびの最後までを、信じて作っていきます。
この上演にかかる、制作の方々の努力も今なお続いています。
みんな演劇のもつ力を信じています。

何度でも言い続けます。
どうかまた、宮崎でお会いしましょう。

           劇団歩く窓代表・FLAG代表 
           伊藤海

撮影:T.Saita

2018.03.06

コラム|66年目を迎える長崎市民演劇祭にあたり(長崎)

初めて掲載させて頂きます。
私は、長崎市演劇協会会長で、劇団アクターズ主宰の川下 祐司と申します。

平成30年3月17日(土)から25日(日)まで、
長崎市チトセピアホールで、第66回長崎市民演劇祭が開催されます。

1952年、第1回目が開催されてから66年。
1度も中止することなく続けて来ました。

長崎に原子爆弾が投下されて7年しか経ってない混乱の時代に、この演劇祭を始めた先人たちに只々脱帽です。
第1回目から、今までの全記録も残されており、66年間、只単純に娯楽としての演劇を一貫していたのも、長く続けられている要因だと思います。

しかしながら、近年、演劇祭運営に関し段々低迷しており、観に来る客もさることながら、参加できる劇団も減少しています。

現在、長崎市内に在籍している劇団は、私が把握しているだけで、9団体。
大学のサークルや少人数でユニットを組んでいる劇団を入れれば、もう少しあるかもしれません。
只、活動している劇団、休止している劇団さまざまで、全体像は掴めていません。

長崎市演劇協会自体も、昔ほど勢力は無く、以前は長崎で活動している劇団は全て加入していたみたいですが、今は殆どの劇団が加入していません。
長崎市演劇協会で実働しているのは3人しかいなく、その3人もかなり年齢は上です。
課題は、どこの地域も同じだとは思いますが、若い演劇人がいなくて、どの劇団も若手育成にかなり苦労していることです。

いろいろ努力もしています。
以前は、会場の関係もあって、1日に5団体や6団体が上演していたのですが、近年は1日1団体に変更して、劇団にとってもお客さんにとっても、時間の余裕をとれるようなシステムにしたり、格安通しチケットを販売したりと、試行錯誤しております。

また、長崎市民演劇祭なので、長崎市の劇団が主になって行っているのですが、最近は、1団体だけですが、市外枠を設けて、長崎市以外の劇団にも参加して頂き、演劇祭を盛り上げてもらっています。

このように、いろいろやってはいるのですが、集客数は昔に比べるとかなり落ち込んでいます。

劇団によって集客数や客層は異なりますが、1公演あたり、150人をめどに想定しています。しかし、なかなか難しいのが現状です。
出演者のチケット販売に対する考え方も随分変わって来ています。
昔は、1,500円のチケットを売る為に、3,000円の飲み代を使っていたものですが、今はチケット1枚も売らない人もいる状態です。

今の時代、「チケット売れ!」と強制できないのが、もどかしいです。

今回の演劇祭は、市内劇団6団体7演目の公演で、市外枠は大分県から「金平糖企画」さんに参加して頂くことになりました。
もしこのコラムを見て、「参加してもいいよ」と思われる劇団がいましたら、長崎市演劇協会まで、ご連絡下さい。
因みに、来年の開催日程は決まっております。
詳しくは長崎市演劇協会のホームページをご覧下さい。

生活の殆どがデジタル化されている現代社会において、アナログの演劇がどこまで生き残れるか分かりませんが、100回目を目指して頑張ります。

私は生きていないと思いますが、少しずつでも演劇人口が増え続けていければと思っています。
現在57歳。願わくば、100回目を観てから、息を引き取りたいです。

                  長崎市演劇協会会長
                  長崎市民演劇祭実行委員長

                         川下 祐司

2017.11.09

コラム|佐賀演劇の変化~5年後に向けて(佐賀)

こんにちは。
佐賀で活動しています、劇団Ziシアター代表の辻恵子です。主に演出として活動しています。このコラムに寄稿させていただくのは2回目で5年ぶりとなります。

5年。皆さんの地域の変化はいかがですか?

佐賀は少しずつ変化していっています。
新たに演劇を始めた人もいますし、新たな団体もありますが、この地を離れていった人も辞めていった人もいます。また、ステージマロの閉館であったり、金曜ショー劇場がその活動を終えたりと、決して良い状況とはいえません。

けれど確かに、緩やかではあるけれど「演劇」という文化の裾野は広がっている、そう感じています。

どのように広がっているかというと、「演劇」というツールを使って「何かを伝える」という形です。演劇自体が何かを伝えるものですから当たり前です。が、その上演の場は劇場ではなく、学校や公共施設など劇場以外の様々な場所です。

伝えるものは地元の歴史や偉人であったり、子育てや未来についてだったり、また、防犯や詐欺防止などの啓発劇としての上演もあります。
なんだ、と思われるかもしれませんが、以前の佐賀にはあまり無かったことです。

その中でも佐賀県まなび課が実施している「ちょこっとみらいのHAPPYカンジル事業」は行政と地元の劇団が協働で行っている事業で、2013年から2017年まで実施されており、主に高校生を対象に上演されています。(各年20箇所程度。)


※劇団「とんとこパピィ」による上演の様子

未来へのイメージを明るく楽しいものに感じてもらう為に構成された寸劇とトークショーというプログラムは非常に好評で、また、目の前で観る演劇を提供するという点でも非常に意味のある事業となっています。(※当初3年間はさがユースシアターが実施。)


※トークショーの様子

また、同じく佐賀県まなび課による「文化体験・鑑賞教室」も2012年から継続されています。

これらの事業の効果が見えてくるのはまだまだ先のことでしょうが、少なくとも、地元で活動する劇団が学校に来て上演してくれたという体験は、子ども達にとってすばらしい思い出になっているのではないでしょうか。

さて一方、劇場で上演される地元劇団による公演はというと、あまり活発といえる状況ではありません。定期的に活動している団体も少なく、また「観劇」が身近なものになっているともいえません。
そもそも、観劇人口が少ないのかもしれませんが、市民劇場や子ども劇場など歴史ある活動団体もあり、観劇の機会が無いわけではありません。

何かしら「壁」のようなものがある、そのようにも感じています。
これらは佐賀で演劇に関わる団体すべてに通じる課題なのかもしれません。

そんな状況の中、今とっても元気がある団体が「佐賀若手劇団さわげ」です!
2014年に開催された佐賀・若手劇団演劇祭をきっかけに活動を始めた団体で、これまでに3回の公演を行い、来年1月に第4回公演「大罪」を上演します。


※佐賀若手劇団さわげ第3回公演「エキサイトリリー」より

5年前には少数だった20代が今とっても元気な佐賀演劇界です。彼らの活動が今後どのような展開を広げていくのか?また、ここからどんな演劇が生まれてくるのか?5年後、この佐賀の演劇がどのように変化を遂げているのか?

とっても小さい県、佐賀。
けれど、北部九州各地に近く、福岡、久留米、少し足を延ばせば熊本、北九州、長崎、佐世保にも行けます。佐賀にこだわることなく、その活動の幅を広げていって欲しいですし、また、それらすべてが次に繋がっていくと思っています。

5年後。
この佐賀で「演劇」が更に身近なものになっていますように。

辻恵子(劇団Ziシアター 代表、佐賀演劇連盟 理事)

2017.07.11

コラム|アーティストと劇場の協働がもたらす可能性(宮崎)

はじめまして。宮崎県立芸術劇場 演劇ディレクターの立山ひろみです。劇作家・演出家として、現在は、東京と宮崎を拠点に活動しております。

板子乗降臨
宮崎を舞台に、その土地で生きる人々を描くシリーズ「新 かぼちゃといもがら物語」
第一回公演『板子乗降臨』

宮崎県出身。東京の大学で演劇について学んだ後、劇団黒テントに入団し、演出デビューしました。2009年に独立してひとりユニット「ニグリノーダ」の旗揚げ公演を行い、オペラシアターこんにゃく座や、劇団うりんこなどで演出させて頂いたり、キラリ☆ふじみの主催する、市民によるキラリ☆かげき団の演出などや、ワークショップを行っています。

前任の永山智行さんから、たくさんの事をご教授頂いたのですが、なかでも「宮崎県立芸術劇場が、県の劇場であり、けれども、宮崎市にある」というお言葉を訓戒にしています。

公共劇場の中でも、県の劇場と、市町村の劇場では、やれる事、やるべき事が、さまざまに異なるからです。宮崎県立芸術劇場の演劇・ダンスのプログラム、および、講座の構築が大事な仕事でありましたが、同時にもっと「広範囲な仕事」として、就任時考えたのは、「どこの劇場に、どのアーティストが関わっているか」という点です。

宮崎県がとても広域なので、宮崎市にある、宮崎県立芸術劇場に気軽に来られない県民の方々にとって、舞台芸術をどう身近に感じて頂くか。その方法に関しては、宮崎で活躍されている実演家の方々、また、あらゆる会館の方々と協力して、一歩一歩歩んでいこう、という事を考えました。

ロミオとジュリエット
“虹の架け橋事業”ロミオとジュリエット

昨年から始まりました「こどももおとなも劇場」は、当劇場と、宮崎県内の会館で上演して頂けるよう、“虹の架け橋事業”というのを行っております。昨年のカンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』は、小林市文化会館で、今年度のオペラシアターこんにゃく座オペラ『森は生きている』は門川町総合文化会館で上演致します。

また、同じく昨年から始まった講座「アートな学び舎」では、単独の講座をご用意し、昨年度は「からだでコミュニケーション」を都城市総合文化ホールMJと合同で。今年度は「わくわくドキドキ親子で体操」を、小林市保健センターでも行います。宮崎県立芸術劇場の事業で、他館にもご協力頂けるところは、届けていき、他館がどういう活動をされているか、という事に、リーチしていくというのが大事だと考えています。

アーティストや会館の方々にヒアリングをさせて頂きました。永山さんの主宰されている劇団こふく劇場が、三股町立文化会館と門川町総合文化会館とクリエイションも含め協働作業をされていますし、延岡総合文化センター劇団ぐるーぷ連の実広健士さんがシニア劇団をやっていらっしゃいます。

宮崎市民プラザや、サンA川南文化ホールは、劇団ペテカンの本田誠人さん、ユニット「あんてな」のプロデューサー本田泉さんが、協働でクリエイションされていますし、都城MJホールは、アーティストではないですが、敏腕プロデューサーの松原正義さんがいらっしゃるので、本当に市町村の公共劇場として、見本となるような活動をされていると思います。小林市文化会館は、劇団25馬力が活動拠点にされているので、昨年の『ロミオとジュリエット』でも大変ご活躍頂きました。

こんなにも、劇場とアーティストが、手を組んで、きめ細やかに演劇なりの創造事業を行えているのは、とても素晴らしいと思います。
私自身は長年、関東圏での公共劇場のあり方に触れる機会が多かったのですが、地域によって、当然環境が違い、課題が違うので、参考にならないという印象もありました。

しかし、ヒアリングを重ね、いろんな地に足を運び、前述のような、アーティストと劇場の協働関係を鑑みるに、宮崎で起こっている事は、日本全体として考えても、他地域に対して十分に誇れる「素敵」な事だと思いました。アーティストが、劇場についていると、劇場自体の顔が見えるので、演劇を志したいというような場合も、私がこどもの頃よりも身近に、モデルがいる、という環境が創出されているのではないかと思います。

トライアル・シアター2016
演出家、振付家、音楽家が宮崎に滞在し、
一般参加の出演者らと約1週間の創作期間で舞台作品を作り上げる
「トライアル・シアター」

もちろん、まだまだ劇場に足を運んだ事がない、という県民のみなさんもいらっしゃるかと思いますが、今年度も、一人でも多くの、みなさんに、自分のこととして、愉しんで頂けるように、演劇・ダンス事業のプログラムを行いました。昨年のシーズンテーマが「骨をたしかめる」。今年度のシーズンテーマは「呼吸をととのえる」です。昨年基盤になる「骨をたしかめ」た結果、いま、必要なのは、忙しすぎる現代に「呼吸をととのえる」ことだと思いました。

ぜひ、今後の宮崎県立芸術劇場のプログラムや、宮崎の演劇、ダンスシーンに引き続きご期待頂けたらと思います。

立山ひろみ(宮崎県立芸術劇場 演劇ディレクター)

2017.03.16

コラム|まちづくり(鹿児島)

鹿児島市で演劇活動をしています劇団上町クローズラインの宇都です。
鹿児島を題材にした幕末時代劇や、つかこうへい氏の芝居をしています。最近は、他団体公演の運営サポートをしたり、行政の事業などの様々な催事に出てくる演劇シーンへの手助けを微力ながら行っています。

 

中学校公演

(平成28年度芸術家派遣プロジェクト 中学校演劇公演の1場面)

 

先日、これからのまちづくりの在り方として様々な提言をしている著名なエコノミストの講演会を聞く機会がありました。

この方の話では、まちなかの要素として①住む人と来る人の共生。②変転ある雑居を生む「器」力。③文化、気風、その土地のブランド。の3つをあげられました。人口動態は、ここ5年間で鹿児島市だけでなく首都圏でも減少傾向にある中、シニア世代(65歳以上)は増加しているとの事。日本中が人手不足に突入していく事を、とうの昔に行政には警鐘を鳴らしていたそうです。

そして本題では、これから街が、いかに生き残っていくのかとして、「そこに住んでる地元高齢者の見識が高い事」「社会が子供をどれくらい大事にできるか」「高齢化に対応できる女性の活力が必要」などを唱えられました。

この話を聞き、九州であろうが首都圏であろうが、どのような文化であれ、活力ある街として生き残るには、若い世代とシニアとの協創が必須項目ではないかととても感じました。

ふるさと博

(明治維新150年カウントダウン事業 薩摩維新ふるさと博 武家屋敷内寸劇の1場面)

 

鹿児島はまだまだ若手劇団が多く、なかなかシニアの活躍できる場がありません。老舗の劇団がないのです。シニアの深みをいかに今現在活動している若い世代に溶け込ませる事ができるか。また芝居をしたいけど台詞も段取りも覚えが悪く内気になるシニアに対し、きちんと最後まで面倒をみてあげる事ができるのか。

ますます高齢化していく社会の中で、シニアと現役が闘いあい協創していく演劇作品が地域活性化として必要とされるなら、こんな素敵なことはないですね。妄想で終わらないようにぜひ取り組んでみたいと思います。

宇都大作(鹿児島演劇協議会 代表理事)

2016.12.27

コラム|久留米に新たな演劇の風を(福岡)

2016年4月に福岡県久留米市にオープンした久留米シティプラザで、ドラマアーツ・ディレクターをさせていただいております、小松杏里と申します。

私は東京出身で、元々、東京で演劇活動をしていましたが、10年ほど前に福岡に三年間住んでいた時に九州の演劇界とのつながりが生まれ、その縁もあり、久留米に呼ばれました。、
そして、久留米シティプラザのオープンに合わせ、その一年前から久留米に移住し、準備のために九州のあちこちに伺わせていただきました。

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久留米シティプラザ

九州の演劇といえば、北九州、福岡、熊本、大分、長崎、宮崎が盛んで、もちろん、佐賀や鹿児島で活動されている方々もいらっしゃいますが、久留米の演劇というのは、ほとんど聞いたことがないと思います。しかし、近年では、吉田羊さんが久留米出身ということで注目されていますし、田中麗奈さんや藤吉久美子さんもそうです。また、久留米出身で福岡で演劇活動をされている方も多く、久留米をはじめとした筑後地区の高校演劇のレベルの高さは、全国的にも有名です。
ところが、その久留米で、継続的に演劇活動を続けているところといえば、市民劇団がふたつほどしかありません。久留米は美術と音楽の街だったのです。

そんな久留米に、3つの劇場を持つ複合施設が出来るのですから、久留米にも演劇文化を根付かせていかないわけにはいきません。久留米シティプラザは、5年間は久留米市直営で運営されるので、その間に、市の文化事業として、久留米に新しい演劇の風を起こさなくてはならないのです。
そのためには、演劇の楽しさ、おもしろさを市民の人たちに伝えていかなくてはなりません。
そこで、演劇を「やる楽しみ」と「観る楽しみ」の、ふたつを育てていこうと考えました。
そうして企画し、6月から始めたのが「小松杏里のくるめ演劇塾」であり、秋に開催したのが「めくるめくエンゲキ祭」です。

 

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小松杏里のくるめ演劇塾募集チラシ

 

開館一年前からの調査で、久留米市各地のコミュニティセンターには、演劇の講座や同好会のようなものはありませんでしたが、指導してくれる人がいたらやってみたいという声が多くあることがわかりました。つまり、演劇に興味があったり、中学や高校・大学時代に演劇をやったことはあるけれど、その後、やれる場所がなくてやらなかった、という人が意外に多くいることがわかったのです。また、子どもに演劇をやらせたいという人も多くいました。

そして、6月にお試し期間から始めた「くるめ演劇塾」には、現在行われている本期間まで、120名もの老若男女の方たちが参加してくれました。下は小学校2年生から、上は76歳の方までです。

この、くるめ演劇塾の塾生たちの中からオーディションで選ばれたメンバーによる舞台発表会が2017年の1月に行われますし、来年度は発表の機会を増やして、より、演劇を「やる楽しみ」を多くの人たちに知ってもらいたいと考えています。

 

一方の「観る楽しみ」ですが、これはもちろん、久留米シティプラザに良質な演劇公演を呼んで観てもらうことも大切ですが、いわゆる演劇ファンではない、あまり、演劇に接したことのない一般市民の人たちに演劇のおもしろさを伝えていくためには、身近なところでも演劇のおもしろさを知ることができ、楽しむことができる、ということを知ってもらうことが重要だと考えました。

そこで、まずは、久留米の人たちに演劇のおもしろさを知ってもらいたいと企画したのが「めくるめくエンゲキ祭」です。ですから、この演劇祭は、演劇ファンのための演劇祭とは、ちょっと異なると思います。

 

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めくるめくエンゲキ祭チラシ

 

第一回目のめくるめくエンゲキ祭では、4つのテーマを設けました。
ひとつは、九州には、有名とはいえなくても、こんなにおもしろい演劇をやっている劇団があるんだよ、ということを伝えたい〈九州4県から、めくるめく劇団がくるめくる!〉。

とはいえ、久留米にも、頑張って活動している市民劇団があるんだよ、ということをアピールしたい〈久留米も負けられんたい!〉が、ふたつめ。

そして、演劇を作り上げる基となる戯曲を書くことに興味を持ってもらうために、〈九州には九州戯曲賞があるけん!〉ということを知ってもらい、、地元・筑後地区の高校演劇の素晴らしさを市民の人たちに知ってもらうと同時に、高校演劇を応援する〈高校生チアーズ!〉の、4つです。

 

このめくるめくエンゲキ祭は、地元の市民劇団や高校演劇の公演には多くの人が観に来てくれましたが、ほかの地域から来てくれた劇団の公演には、それほど多くの人は集まりませんでした。まだ、純粋に演劇のおもしろさを楽しむという意識には達していないからなのだと思いますが、それは仕方のないことです。おそらく、これまで、身近なところで、つまり、知り合い関係の演劇を観に行っても、それが、本当の意味での、演劇のおもしろさを感じさせてくれるものではなかったからなのではないかと思うからです。

そこで、前に書いた、くるめ演劇塾の発表の機会を増やし、幅広い表現のある演劇のおもしろさを伝えていくということが重要になってくるのです。こういう演劇もあるんだ、こういうのもあるんだ、という、演劇に対する既成の価値観を、身近なところから変えていくのです。

 

久留米という、演劇文化がまだ充分に育っていない街に演劇を根付かせるには、土地を耕し、種を蒔き、水や肥料をやるなど、まだまだ多くの時間がかかると思いますが、いつの日か、久留米ならではの演劇の花を咲かせたいと思っています。それが、九州の演劇文化の振興に寄与することにもなると思いますので、これからさらに九州の演劇関係の方々と協力し合い、盛り上げていくために頑張っていく所存です。また、何年後かに、その後の進捗状況を報告させていただけたらと思います。

今後も、よろしくお願い致します。

久留米シティプラザ ドラマアーツ・ディレクター 小松杏里

2016.10.03

コラム|きちょくれ、おおいた!(大分)

私は大分豊府高校演劇部で顧問をしております中原久典と申します。ここ数年は、大分県高文連演劇専門部委員長として、大分県の高校演劇の事務局もさせていただいております。

昨年は、滋賀県で開催された第61回全国高等学校演劇大会では、幸運にも最優秀賞をいただくことができました。これも、これまで応援していただいた方々のお力添えによるものだと感謝し、あらためて襟を正しく、気を引き締め、今年もまた、部員達と劇作の日々を過ごしています。

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(大分豊府高校演劇部『うさみくんのお姉ちゃん』舞台写真)

大分県の高校演劇は、加盟校数12校というジリ貧状態です。(これでも、ここ数年、増加傾向にあるんですよ。)私が高校生の頃は、加盟校が25校前後あり、県大会は3日間ですべての学校が上演するというハードスケジュールでした。審査員の先生方は、1日10数本見るという、苦行に近いものがあったかと思います。それが今では、1日に5~6本の上演で、2日間で終わってしまう!なんとも寂しい状況です。で、肝心の上演はというと・・・、近年の上演校のレベルがアップしてきており、それぞれの学校の特色を活かしたバラエティに富んだ大会になってきています。(自画自賛ですが。)大分豊府高校の全国最優秀は、そんな切磋琢磨しあえる環境によるものだと、実感しています。これは、大分だけに限りません。九州の高校演劇全体がこうした環境にあるのは間違いなく、近年の全国大会で上演する九州代表校の作品は、質の高いものばかりです。

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(大分豊府高校演劇部『うさみくんのお姉ちゃん』舞台写真)

そんな大分の高校演劇のレベルアップですが、各方面より多くのバックアップをいただいていることもその理由にあげられます。昨年の県大会は国東市の共催をいただき、『アストくにさき』で開催させていただきました。スタッフの方々のご協力、そして地域への情宣活動により、地元の方々にも多数、ご来場いただき、盛況な2日間を過ごしました。そして、今年の県大会は、大分市にあるホルトホール大分を舞台に、ホルトホール大分の主催事業として、『高校演劇グランプリ』という冠をいただき、華々しく開催されることになりました。ホルトホール大分は、ご存じのとおり、2016年11月に開催される『九州演劇人サミット』の会場でもあります。開館の2013年以来、『市民の家』として親しまれ、毎日、多くの方々が訪れています。主催事業として『市民ミュージカル』を立ち上げるなど、高校演劇に限らず、今の大分の演劇界の変化はホルトホール大分の存在に寄るところがとても大きいように思えます。そして、昨年度からは、地元の劇団が集まり、新作を上演するFUNAI演劇祭が開催されるようになりました。まさに、文化・伝統の創造・発信の場となっています。そのFUNAI演劇祭では、今年11月に行われる高校演劇の大分県大会の最優秀校が上演させていただけるようになっています。今、大分に芽吹き来つつある高校演劇の芽を、大切に、大切に、育てていきたいと思います。

11月5・6日、第69回大分県高文連中央演劇祭(第1回高校演劇グランプリ)、11月22・23日九州演劇人サミットin大分、どうぞ大分にお越し下さい!きちょくれ、おおいた!

(23日のパネルトークには私も出ます。と、なにげに宣伝。)

 

大分県立大分豊府高等学校演劇部顧問

中原 久典

2016.06.30

コラム|がんばるけん!熊本演劇(熊本)

熊本を拠点とする劇団ゼロソーの俳優、またSulcambas! 代表として舞台制作に携わっています松岡優子です。

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平成28年熊本地震発生から2ヶ月半。この地震は熊本に様々な変化をもたらすとともに、熊本の演劇の活力を再認識させられたこととなった。

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(写真 花習舎近く健軍商店街の中の倒壊したスーパー)

女優、演出家、劇作家の渡辺えりさんが来られたのは、6月26日のこと。アトリエ花習舎には急な呼びかけにも関わらず20名を超える演劇人。えりさんは3時間を超える長い時間、深い懐でひたすら私たちの生活環境や演劇活動ができているのかどうかといった話に耳を傾けてくださった。それぞれに連絡を取り合い近況を聞いていた人もいたものの、そこでの話からみんなの体験(苦労)は一様ではないと痛感させられた。

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(写真 本震後のアトリエ花習舎)

益城町に住む劇団「石」の女優さんは、罹災証明の判定に不服を感じつつも2次審査を申請することができなかったやるせなさに声を震わせていた。
劇団「石」は代表の堀田清さんをはじめ益城在住の方が多く、今まで使っていた稽古場は避難所となっているため利用不可能、堀田さんは罹災証明発行のための現地案内で東奔西走、劇団員の西山広成さんはこの4月からミナテラス(益城町交流情報センター)の所長となっており本震後4、5日は我が家に帰ることも眠ることもできない程に避難所運営に追われた。
劇団夢桟敷さんは地震被害により事務所兼代表 山南純平さんのご自宅の引っ越しを余儀なくされた。

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(写真:渡辺えりさんを囲んで)

えりさんを囲んだ会に本番のため出席できなかった劇団「第七インターチェンジ」の代表 亀井純太郎くんの自宅兼劇団稽古場は傾いてしまって、亀井くんは他の場所に身を寄せていると聞く。
またゼロソー代表の河野ミチユキは、勤める熊本市男女共同参画センターはあもにいも例に漏れず避難所となっているため避難者対応やはあもにいに届く物資を近隣避難所へ運んでいた。
劇団きららは地震の時、東京公演真っ最中。命が脅かされた瞬間に劇団きららが熊本にいなかったことは、全ての人の無事を確認することができない状況下において私にとっては「この人たちは無事だ」と絶対的な事実としての精神的な拠り所、救いだった気がする。しかし、遠く東京から熊本を思うことしか出来なかった皆さんの心情はいかばかりだったろうか。

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(写真 益城町文化会館周辺)

LINE、メール、電話、Twitter、Facebook、あらゆる方法でみんなの無事を確認しあっていた中、突然、熊本の演劇人が集まることになる。劇団「市民舞台」代表をされていた五島和幸さんの急逝によって。

通夜、葬儀には熊本の演劇関係者が多数参列し、他にもバレエ、能楽、オペラ、熊本のありとあらゆる芸術家、技術スタッフが五島さんの早すぎる死を惜しんだ。「これからだったのに…」と異口同音に皆が口を揃えていた。五島さんに熊本の演劇界はどれだけ支えられてきたことか…。

お通夜は前震の10日後、余震の続く緊張状態だっただけに久しぶりに仲間との再会に変な話だけれどもホッとする感情も生まれた。仲間達の無事な姿に緊張が緩んでいくのを感じながら、「五島さんが私たちを集めてくれたんだね」と声をかけあった。「だからって先立つには早すぎるでしょう!」と五島さんの不在が悔やまれてならなかった。地震がなければ…そう思わずにはいられなかった。

熊本に未曾有の被害をもたらした地震との闘いはなおも続いている。被害の大きかった益城町、南阿蘇を中心にまだ復興への道のりは遠く険しい。私自身、住む家をなくした。けれども、熊本の演劇人はとどまることを知らない。

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(写真:余震の影響で天井が落ちた健軍文化ホール)

劇団「石」を中心とした毎年恒例の夏目漱石を題材とした演劇の熊本・東京公演は、一時は中止と聞いていたけれど、熊本市民会館から熊本県立劇場へ会場を移しての公演決定。劇団夢桟敷を中心とした演劇ユニット九州「劇」派は熊本・東京公演、そして夢桟敷はその先にはブラジル公演も見据え、その歩みを止めることはない。益城町にお住まいの小松野希海さんはご自身も大変な状況であるにも関わらず、Studio in.K.でいち早くゴールデンウィークから公演を実施。くまもと若手演劇バトル「DENGEKI」も例年どおり10月に開催決定。

目の前の生活で手一杯になってもおかしくない状況下で、立ち向かう、切り開く姿に熊本の底力を感じずにはいられない。

多くの方の支えを受け、私は熊本の演劇人有志とともにアートによる街や人の再生・復興に寄与することを目的とした団体、SASHIYORI Art Revival Connection KUMAMOTO(SARCK/通称 さるくっく)を地震の一ヶ月後に設立した。またアトリエ花習舎では、急遽、月光亭落語会の投げ銭寄席、若林美保さん・大槻オサムさん・谷本仰さんの作品「two」を上演していただけることに。「とにかく熊本へ」その気持ちがとても嬉しく本番の日が待ち遠しい。

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(写真:広安西小学校で子どもたちと遊ぶSARCK)

Sulcambas!主催で昨年秋に開催した「カシューナッツ 12帖演劇祭」は助成いただいた熊本県の助成金の募集目処が立っていないため今秋開催に向けクラウドファンディングに挑戦中だ。こんな今だからこそ、やりたい。熊本でひとつでも多くの笑顔が生みだしていきたいと願っている。クラウドファンディングには花習舎3日間提供というリターンもあり、作品を持ってくることでもぜひ熊本を盛り上げてほしい。

地震後、九州、全国から励ましの言葉やご支援をいただき、どんなに言葉を尽くしても感謝の気持ちを表現できない。心寄せてくださる皆さんの思いは確実に熊本の演劇人の原動力となっている。だから、声高に叫ぶ。「がんばるけん!熊本演劇」

ゼロソー 俳優/Sulcambas! 代表/SARCK 代表

松岡優子

2016.03.27

コラム|長崎で演劇が行われている場所あれこれ(長崎)

長崎ドラマリーディングの会(NDR)たじまです。長崎生まれ演劇育ち、テーブルゲーム好きな人は大体友達です。最近のお気に入りはアルルの丘です。
私の生活圏内(浜の町からクルマで片道30?40分程度)で小劇場サイズの演劇公演が行われている場所について、私の知る範囲でお伝えします。公共ホールは除きます。

まずは長崎市内の宝町ポケットシアター。管理運営しているF’s Companyの作品はもちろん、県内外のさまざまな団体の公演が行われています。
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(宝町ポケットシアター)

そこから徒歩圏内にあるギャラリーヘキサでも年に数回演劇公演が行われています。私はここでrawworksと塚プロの作品を堪能いたしました。
NDRは中央橋すぐ近くのbody2soulを使わせていただいております。ここは演劇のための場所ではなくライブハウスで、通常はジャズやロック系が中心です。そこから徒歩で行ける距離にあるワインバー田舎では、謎のモダン館プロデュースによる一人芝居オムニバス公演も行われました。

諫早では、独楽劇場。田上インターからほど近い私の家から、高速道路使えば30分くらいです。管理運営をしているエヌケースリードリームプロの作品はもちろん、劇団ヒロシ軍の公演も精力的に行われています。また、県内外の団体の公演も行われております。

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(諫早 独楽劇場)

他にも知られざる「小劇場サイズの演劇が行われている場所」はあるのかもしれませんが、私の知るところでは概ね以上となります。参考になれば幸いです。
佐世保や島原などにも、きっと素敵な可能性を秘めた場所があるんだろうなと勝手にワクワクしております。ご存知の方はご一報を!

(長崎ドラマリーディングの会・たじま裕一)

2016.01.30

コラム|火を絶やさぬように。(佐賀)

皆様、初めまして。佐賀の劇団、劇団熱輝球の高尾大樹と申します。どうも、以後お見知りおきを。

 

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一昨年の十二月末のステージマロの閉館後、若手の僕らには絶望が漂いました。僕らの演劇は受け皿を失ったのです。安価に借りれる演劇に向いた箱、佐賀にはそんな場所が少ないのです。ステージマロは数少ない貴重な場所でした。そこが、閉館してしまったのです。結果、場所がないばっかりに、表現したいという熱だけが放射冷却されていく。佐賀県は正直に言って、環境的に演劇に向いた土地ではなく、佐賀県民において演劇とは、身近な娯楽ではありません。乗客も止まる駅も無く、電車は孤独に走っていく。それは誰に望まれたわけでもない電車のエゴだったのです。
そんな現状は、パキリと音を立てて打破されました。

 

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昨年十月、「戦国武闘伝OZ」は、佐賀の若手役者を中心に公演されました。佐賀では珍しい大きな規模であるその公演は、確かに観客を熱狂させました。いや、観客だけでなく僕ら若手の演劇人を熱狂させました。若手の演劇人と言っても、佐賀の演劇界には若手がおりませんでした。四十以上の年齢がメインであり、二十代三十代の演劇人は少なかったのです。ここ二三年で、二十前半の演劇人が(そう言う僕も二年前に佐賀演劇に飛び込んだ二十二歳です)増えました。それでも、二ケタに満たぬぐらいでしょうか。それも学生という期限付きの演劇人。何人が佐賀に留まるかは分かりません。それも今は当然です。「演劇を本気で続けるならば東京に行かなきゃ」。それが常識なのですから。
ですが佐賀の演劇界は今、熱を帯びています。

 

もっと佐賀に観劇文化を根付かせよう。若手だけじゃなく、佐賀の演劇人は、皆そう考えています。
その熱を、火を絶やさぬように。この火が絶えなければ佐賀において「学校卒業後も演劇を続ける」ことは、そう珍しいことではなくなるでしょう。趣味ではなく、職業選択としての演劇。
ステージマロの閉館時の絶望は、今は遠く、ここには希望が満ちています。佐賀の演劇、ぜひ皆様もカンゲキ、しにきてください。

(劇団熱輝球・高尾大樹|佐賀)

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写真は上から

有明海の夕日の写真|佐賀市上空からの写真|佐賀での稽古の様子

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